風景からの学び
2020/02/22
こんにちは。
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの石原光彩です。
私は今、あるプロジェクトでハワイに来ています。
最近のワイキキは連日雨が続いています。
特に風が強く、日本の台風クラスの風が吹いていて自転車に乗っていても飛ばされそうになります。
そんな強い風にも屈しないのがヤシの木です。
ハワイには至るところにヤシの木があり、どこで観ても本当に立派な育ちです。
大きなもので高さは30メートル程あります。
そんなに大きな木が強風に耐えれるか疑問ですよね。
そこでヤシの木を観察していると風が吹くたび、木全体(身体)を「しなやか」に揺らせてバランスをとっていました。
まるでビルの耐震構造のようにバランスをとっています。
そしてなにより、人間の身体の使い方と似ているなと思いました。
例えば不安定なボール(サッカー、バスケットボール)の上に立つ時直立不動のまま立とうとする(立てる)人はおそらくいないと思います。
ということは全身に力を入れてバランスをとるというのは困難ということです。
どうにかバランスを保つために腕を広げたり、膝を曲げたりといろいろな関節を柔らかく使って重心を安定させバランスをとろうとしますよね。
いかに身体に無駄な緊張をさせないかが大事で、バランスを保つためには「しなやか」かつ柔らかい動作が必要ということです。
また木には人間のような便利な手足や関節は存在しないので世間一般的に使われいる言葉でいうと体幹(軸)を使い安定しようとしているいうことがわかります。
この「しなやか」という表現をよくしますが、簡単にできるようにはなりません。
AWAKESではこのしなやかさを身につけるための一つのトレーニングとしてSNSでも紹介しているビームという木材の角柱の上を歩くトレーニングを取り入れています。
何かバランスをとる時、体幹部の安定だけでは行えません。
その他三半規管の機能や足裏の感覚も必要です。
このビームトレーニングが身体の至るところを刺激し、転倒防止やスポーツパフォーマンス向上に繋がります。
ぜひ、皆さんも体感してみてはいかがでしょうか?