鬼は外、福は内
2020/02/03
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKES(アウェイクス)の飯塚 裕希です。
あっという間に2020年も2月に入りました。
今日は節分です。
今年の恵方巻は“西南西“の方角を向いて食べるみたいですね。
昔は家族の誰かが鬼役になって、本気で豆をぶつけていたのを今でも思い出します。
私は家族の健康と一年が良い年になるようにお願いしましたが、皆さんは何をお願いしましたか?
節分はその名前の如く、“季節を分ける“つまり季節の変わり目に悪いものを外に出して良いものを招き入れる行事として全国各地で行われてます。もう立春かと思えば、今年は本当に暖かい冬ですね。
この時期怖いのが、ウイルス系の感染ですね。特に受験生のいる家族の皆さんは厳重な対策をして、自分も気をつけないなと思うこの頃ですが、新型コロナウイルスも流行しているので体調管理には気をつけましょう。
話は戻って、節分でどうして皆さんは豆(大豆)をまくか知ってますか?
節分に豆をまく風習は、「魔(鬼)」の目に豆をぶつけて魔滅(まめつ)するため、という言い伝えがもとになっているそうです。
昔の人々は「豆」には霊力があると信じていて、炒った大豆(福豆)を升に入れて神前に供えた後、年男や年女、厄年の人、または一家の家長が「鬼は外、福は内」という口上を大声で叫びながら豆をまき、「鬼」に象徴される疫病や不幸などを家から打ち払ったそうです。
そののち、福豆を自分の年齢の数だけ(あるいはプラス一粒)食べたそうで、これが節分の決まりごとだったみたいです。
豆をまくときの口上は地方によって異なり、また「鬼」の字が付く神社などでは「鬼は外」とはいわないところもあるみたいです。
どんな土地でも生育できる丈夫な大豆は、古来から日本人にとっては主食の米と並ぶ重要な作物でした。豊富な植物性タンパク質と脂質から、「畑の肉」と呼ばれるほど。
食物繊維、ビタミンB群、カリウム、カルシウムのほか、イソフラボン、大豆オリゴ糖、サポニンなどの有効成分もたっぷり含み、コレステロール低下や骨粗しょう症予防など多くの健康効果があります。
普段から納豆や味噌、きなこ、豆腐など加工品の形で口にする機会が多い大豆ですが、節分の今日は古来の作法に則って、炒った大豆をシンプルに食べて、大豆本来の素朴な滋味を味わってみてはどうでしょうか?
ただし、くれぐれも喉に詰まらせないように気をつけて下さいね。