コラム AWAKES COLUMN

マスクの使い方

2020/01/29

こんにちは!

大阪は心斎橋、本町、新町近く、大阪メトロ四ッ橋駅徒歩すぐ、西区北堀江にあるパーソナルトレーニング・ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジム、AWAKES (アウェイクス)の高嶋です。

1月もあっという間に終わりですね。今年は暖冬ではありましたが、新型のコロナウィルスが気になる今日この頃です。

連日AWAKESのブログではこの新型コロナウィルスやこの時期に多い感染症の予防についてお話しています。

今日は予防方法の一つである「マスク」についてお話ししたいと思います。

メディアで報道されているように日本国内でも地域によってはマスクが品切れ状態が続くところもあるくらい、人々のコロナウィルスへの関心とマスクへの期待が高まっています。

しかし、厚生労働省や多くの公的・民間感染症研究機関、そして、WHO(世界保健機構)もインフルエンザや多くのウィルス性感染の予防対策としてマスクを推奨していません。

なぜでしょうか?

なぜならなら、市販で売られている多くのマスクは「空気感染」を防ぐことがでず、また、「飛沫感染」にも弱いという理由があるからです。

ウィルスや細菌の感染には主に「空気感染」「接触感染」「飛沫感染」の3つの感染経路があると言われています。

空気感染とは、空気中に対象ウィルスや細菌が舞い、それを吸い込むことで起こる感染です。

接触感染とは、ウィルスが付着する物や人に触れ、その触れた手で自らの粘膜(鼻や口)を触ることで起こる感染です。

飛沫感染とは、ウィルスを持つ人の咳やくしゃみ(飛沫)を吸引することで起こる感染を指します。

このうち市販のマスクが有効なのは接触感染と飛沫感染です。

空気感染を防ぐマスクもありますが、N95以上という微粒子を通しにくい一定の基準にのとったマスクであり、空気の通りが悪く息苦しいため、一般の人がごく一般的な生活をする上で一日中装着することは難しい物です。

また、マスクの装着方法が正しくなければN95以上の規格で作られたマスクであっても、マスクと顔との隙間から空気が流動しウィルスや細菌も侵入してしまうため、マスクで空気感染を防ぐことは難しいのが現状です。

最新の情報(2020128日、日本環境感染学会発表)では、新型コロナウィルスは空気感染の可能性は低いと言われています。

では、この新型コロナウィルスに対してマスクは有効のように聞こえます。しかし答えは「No」です。

なぜなら、このコロナウィルスは飛沫感染が主な経路とされており、先ほども述べたマスクの装着方法が正しくなければマスクと顔の隙間から咳やくしゃみから出た飛沫を吸引してしまう恐れが高いからです。

マスクが飛沫感染の予防法として有効性に乏しいのは、装着方法によるものです。

市販の多くのマスクは顔との密着性が低いものが多く、また、装着方法の正しい知識がない人や、サイズや顔の形状に合わないマスクを装着している人も多く、予防をしていると自覚している人が、実はリスクを回避できていないケースが有るからです。

また、インフルエンザは空気感染もあり、マスクが感染病の予防対策として推奨されていない様々な理由があるのが現状です。

マスクが有効性を発揮するのは、感染した人が着用し、撒き散らさないようにすることです。

また、口と鼻周りの湿度を上げることで吸引する際に湿度に弱いウィルスを弱らせる効果は期待できます。

では、感染していない人はどのように予防をすれば良いのか。

飛沫感染と空気感染を防ぐためには、まず、人の多い場所を避けることです。

また、粘膜が乾燥するとウィルスが体内に侵入しやすくなるので、短い間隔で喉を潤すように、そして、脱水しないように水分をマメに飲むことも必要です。

そして、接触感染を防ぐためには、手洗いや手の消毒をマメに行うこと、そして、なるべく鼻や口を触らないようにすることです。

とは言え、通勤通学では公共交通機関を使い、人の多い場所を避けられない人が大半であることも現実です。

ですので、感染を完璧に防ぐことはなかなか難しいかもしれません。

しかし、感染を防ぐ方法として最も大事なのは免疫力を高めることです。

今回の新型コロナウィルスで死亡したケースのほとんどは免疫力の低下が目立つ高齢者や持病を持った人だという報告が出ています。

インフルエンザの感染やその後の症状の程度も免疫力が大きく関わっているということがわかっています。

免疫力を高めるためには、良質な睡眠、栄養的な食事、そしてなにより適度な運動が不可欠と言われています。

冬は日照時間が短いことや気温が低いことで精神的にも肉体的にも活動量が低下する時期です。

寒い外での運動で逆に体調を崩してしまうこともあります。

この季節は、室内で環境の整った施設で身体を動かすことをお勧めします。

AWAKESは、人間本来が持つ動ける身体づくりをテーマにパーソナルトレーニングを通じてコンディショニングトレーニングを提供するジムです。

動ける身体作りに必要なフロアの広さ、マシン、設備が整ったジムです。

また、安心してトレーニングを行なっていただくために、インフルエンザウィルスが弱くなると言われている湿度5060%を保ち、快適な環境にも配慮しています。

そしてなにより、科学的根拠に基づいた様々な身体づくりの理論を持つコンディショニングトレーナーが適格にお一人お一人のニーズに応えるトレーニングを提供しています。

免疫力を高めるため、そして、健康で活力溢れるライフスタイルの実現のために、ぜひ定期的に運動をしてみてください。

まだまだコロナウィルスの広がりやインフルエンザの流行が気になる季節ですが、少しでも感染経路を経つために、

・人の多い場所はなるべく避ける
・手洗い消毒をマメに行う
・鼻や口を触らない
・短い間隔で定期的に喉を潤す

そして、免疫力を高めるために、

・栄養的な食事を摂る
・良質な睡眠を取る
・適度な運動を行う
を実践してみてください。

少しでも飛沫感染のリスクを下げる意味ではマスクの着用も有効ですが、その場合、正しく着用するようにしてください。

マスクの着用は感染リスク軽減には不十分です。しっかり紹介したその他の予防対策を実施してください!

また、AWAKESのトレーニングやジムが気になるという方は、ぜひ一度、体験トレーニングにお申し込みください。

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