コンビニ人間
2020/02/01
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの田中です。
突然ですが、「コンビニ人間」という本をご存知でしょうか?
2016年に村田沙耶香さんという作家の方が出された本なのですが、
この年の第155回芥川賞を受賞した作品です。
ページ数はそんなに多くなく、だいたい2,3日で読み終えました。
36歳で恋人や友人も作らず、コンビニでバイトを18年間続けているある女性の話で、読む前に私が想像していた話とは全く違っていて、読み終えた時はなかなか衝撃的でした。
幸せの感じ方は人それぞれとよく言いますが、本当にそうだなと改めて思いました。
私が考えている当たり前の生活や幸せも、他の人からすればそれは必ずしも幸せとは限らず、それを理解するのは簡単なようで実は難しい社会でもあると考えさせられる作品でした。
この本は半年ほど前に読みこの衝撃を共感してほしい!と思っていましたが、周りに誰も読んだ知り合いがいなかったため、その気持ちも時間の経過で薄れていました。
しかし、最近久々に会った友人がその本を読んでいて、嬉しくてずっと感想を言い合っていました。
本や映画は、その作品が終わった時に自分がどう感じたかというのも大事だと思うのですが、別の人の意見や、共感できる部分を見つけることも楽しいと改めて思いました。
もしこのブログを読んで少しでも興味が出た方は、ぜひ読んでみてください!