免疫を落とさない
2020/01/23
こんにちは。
大阪市西区北堀江にあるボディコンディショニングジムAWAKES(アウェイクス)のトレーナー井ノ下です。
先日、森トレーナーのコラムで、体調管理と予防法についてのお話しがありました。
こののコラムにもあった「免疫力」について、本日はお話ししたいと思います。
免疫力を高める方法はいくつかあり、森トレーナーが紹介した「運動」以外にも、食事、腸内細菌を整える、自律神経にメリハリをつける、などなど、色々あります。
中には、医学的な根拠が証明されていないような、「●●をすれば風邪を引かない!」といったオリジナルな方法をお持ちの方もいますよね。
ちなみに、明石家さんまさんは、「ミカンを食べて太陽に向かって走る」だそうです。
一見、自己流に感じるこの方法ですが、分析してみると意外と医学的には根拠のあることがわかります。
みかん=ビタミンC摂取できる!
太陽にあたる=ビタミンDを生成する!
走る=運動をする!
となり、実は理にかなっているかもしれませんね。
では今回は、その一つビタミンについて、フォーカスを当ててお話しします。
*できる限り科学的根拠に則った情報ですが、栄養については様々な考え方がありますので、一つの考え方・方法だと思ってください。
では、ビタミンについて。
ビタミンCは、免疫を高めることで知られております。
では、ビタミンCは何に多く含まれているのか?
文部科学省の発表では、5位までは以下の通りです。
1位:アセロラ(酸味種) 1700mg
2位:青汁(ケール) 1100mg
3位:パセリ 820mg
4位:アセロラ(甘味種) 800mg
5位:せん茶 260mg
一般的にビタミンCが多いとイメージされいるレモンは100mgとなっております。
詳しくは、下記リンクをご確認ください。
https://fooddb.mext.go.jp/ranking/ranking.html
次に、ビタミンCを摂取する際のポイントについてです。
ビタミンCは水溶性ビタミンに位置づけられており、体に蓄えておくことができません。そのため、摂取後すぐに吸収できなかった分は主に尿として排泄されてしまいます。
よって、比較的短い周期で定期的に少しづづ摂取するのが良いとされています。
では、摂取する量はどのくらいなのでしょうか。
日本人の平均的な体格比では、一日100mgが目安とされています。
摂取する量は、あくまで平均的な目安ですので体格や年齢など個人差はあります。
免疫を高める一つの手段をご紹介しましたが、簡単にまとめると、「毎日、少しづつビタミンCが入っている食品を食べる」ことをお勧めします。
この冬の時期に手に入れやすいビタミンCが豊富な食品には「みかん」があります。
みかんは一つあたり35mgのビタミンCが入っているので、朝昼晩に別けて合計で3つ食べると一日分の必要摂取量の担保ができます!
まだまだ寒い時期、そして、新型のウィルスも広がりつつある昨今ですので、免疫を落とさない対策として、運動と共に食事についても意識してみてください。