社会の動き
2018/07/03
こんにちは!
大阪市北堀江にあるコンディショニングジムのパーソナルトレーナー鈴木です。
先日、大阪市北区天満にあるDTSで開催されたセミナーに高嶋トレーナーと一緒に参加してきました。
様々な分野のスペシャリストがいる中で、トレーナーの仕事は本当に奥が深すぎて自分自身まだまだだなと感じた日になりました。
たくさん勉強し、技術をつけて、手に職をつけるべきだと今でも感じていますが、セミナーの話しの中で興味深い話しを一つご紹介します。
AI、コンピューター、アプリなどが発展することにより、勉強する事はあまり必要なくなり今後、職人を必要としなくなってきている時代になってくるのではないかという内容のお話しでした。
その一例として講師の坂本大海さんがお話しされていたのが、ロンドンにあるタクシー運転手のお話しでした。
ロンドンは非常に道が複雑でタクシーの運転手は入り組んだ道を細かく記憶し、最短でルートを選んでお客様を送り届けられるよう、運転手になるための非常に難しい試験を合格した人がロンドンでタクシー運転手になれるようです。
その精鋭タクシー部隊が現在職をどんどん失っているという事なのです。。。
その理由は、道をデータ化し、どのルートで行けば現在位置から最短で到着できるのかという専門のアプリができたことで、これまで必死に勉強して頑張ってきた職人タクシーさん達が必要とされなくなってきているという事でした。
便利になる事は非常に良い事ですし、誰がやっても出来るというシステムを作るのは素晴らしい事です。
私はそれを理解しながらも、複雑な気持ちになりました。
坂本さんからは、「その時」に備えて自分たちが「負けないもの」を磨く必要があるとお話しされており、私自身もそう思いました。
トレーナーではよくある事ですが、目の前の事ばかりになりすぎず、社会の動向を追って成長していく事が大切だと改めて思いました。
これは代表の朝日がいつも話している事でしたが、社会の情報に疎い私はいつも朝日から教えてもらっています。
置いていかれないよう日々勉強し、少しでも来て頂けるお客様に提供していきたいと思います。