いつまでも元気に
2020/01/06
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKES(アウェイクス)の飯塚 裕希です。
2020年も始まったばかりですが、もうすぐ一週間が経とうとしています。今日からお仕事始めの方も多いのではないでしょうか。
皆さんは年末年始をどう過ごされましたか?
私は家族と実家でゆっくりと団欒しながら年越しを迎えました。
この年末年始ゆっくりした方は、出遅れないように普段の生活習慣を取り戻しましょう。
さて、私事ですが先日、家族と実家の墓参りに行った時に思ったことなのですが、祖母が墓の掃除をしていた時に「なんでこんなに足腰がしっかりしてるんだろう?」とふと思いました。
私の父親がもうすぐ58歳、祖母が82歳ですが、父親よりも祖母の方が身体が動いていたことに衝撃でした。
思い返してみると祖母は家でも掃除・洗濯(家族5人分)をほとんど一人でするぐらいパワフルで、地域のボランティアにも積極的に参加していて、普段からたくさん身体を動かしていることが多い人でした。
そんな祖母も身体の節々が痛くなることはやっぱりあるみたいです。
よく膝や腰が痛くなると悩んでいます。
今から身体をバリバリ鍛えてという年齢でもないと言うので、私は1つだけこれだけでもやってみてと種目を伝えました。
それが「座位 スピード・ステップ」です。
その方法は、椅子に浅く腰掛け、座った姿勢で足踏みをする、それもなるべく自分が行える最も速いスピードで行うといったものです。
高齢者を対象に足底感覚と立位バランス能力 との関連性を調査した研究では、12名中11名 で足趾の接地不良が確認されたと結果を示していて、高齢者においてバランス能力の改善を図る場合には、足底感覚とともに足底接地面積にも注意を払う必要性が示唆されました。
膝や腰の痛みは祖母の場合、器官的問題ではなく機能的なものだと思ったので、病院ではなく、このトレーニングを勧めしました。
まだ続けて1週間弱ですが、毎日続けてくれているおかげか、足が踏ん張りやすいと言っていました。
いつまでも元気でいてもらいたいので、喜んでくれて良かったです。
もちろん、家のことで手伝えることはもっと私ができるようにしようと思いました。
参考論文:
高齢者における足底感覚と足圧分布および足底接地状態が立位バランス能力に与える影響
建内 宏重,市橋 則明(京都大学)