梅雨の時期に身体がしんどい理由とは!?
2018/06/30
こんにちは!
大阪、堀江、四ツ橋のコンディショニングジムのパーソナルトレーナー中原です。
昨日は、湿度がとても高く、風も吹かずにとても暑かったですね。
いかにも、「梅雨」という感じでした。
皆さん、湿度が高いとなんだか「体がだるい」とか、「身体が重い」とか「息苦しい」などと感じたことはありませんか?
この時期になると、お客様から「梅雨の時期は身体がしんどいなぁ」とよく聞くことがあります。
では、なぜ、梅雨になると身体がしんどくなるのでしょう。
原因はいろいろあると言われていますが、
その一つは、「水分量」が関係していると言われています。
ご存知の方も多いと思いますが、例えば、湿度20%とは、100%の空気中に20%の水分が含まれているという事です。
梅雨になると急激にこの「湿度」の値が高くなります。
梅雨の時期の天気予報では、湿度80%、湿度70%などの数値を耳にすることが多くなります。
湿度80%とは、100%の空気中に80%もの水分が含まれているという事になります。
湿度が高いと何が起こるかというと、普段、呼吸や皮膚から放出されている水分が、放出されにくくなります。
その結果、体内に水分が停滞し、体内の水分量が増加します。
これが、梅雨になると身体が重く感じる原因の一つなのです。
また、湿度が高い環境の中では、息苦しく感じる事があります。
それも、「水分量」が大きく関係しています。
先ほどもお話したように、湿度が高い状況とは、空気中の水分量が多い状態です。
そうすると、普段、呼吸で取り入れている空気より、水分が多く含まれた空気を取り入れることになります。
よって、呼吸による空気の取り込みが減り、酸素の量が減少します。
そのため、息苦しく感じるのです。
湿度が高い環境では、
- 体内の水分を放出しにくい
- 取り入れる空気に含まれる水分量は増加
- 酸素量が減少
その結果、身体が重だるく感じたりするのです。
(※湿度以外に、気圧の低下や体温の上昇も影響すると言われています。)
特に、汗をかくトレーニングジム等での湿度管理はとても重要になってきます。
湿度が高すぎるときには、エアコンや除湿器を使ったり、汗をこまめに拭くようにアナウンスしたり、水分の取りすぎに注意したりと、快適な環境づくりが大切です。
AWAKESでは、皆様が心地よくトレーニングに取り組めるよう、快適な環境づくりにも心がけております!
一例ではありましたが、梅雨の時期に身体が重く感じたり、しんどくなったりする仕組みをご理解いただけたでしょうか(^^)
皆さんも、湿度には十分に気を付けて体調管理を心がけて下さいね!