ラジオ体操
2019/11/22
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの岡部です。
朝晩だけではなく、日中も冷え込むようになり、すっかり冬入りを感じるようになりました。寒い時はしっかり準備運動をして体を温めてからトレーニングに入るようにしてくださいね。
準備運動と言えば、あるクライアント様との会話で準備体操の話からラジオ体操って意外ときついよねという話になりました。そういえば、ラジオ体操ってそもそも何なのかと思い、今回調べてみました。
ラジオ体操の歴史は古く、世界で最初のラジオ体操は1925年にアメリカの生命保険会社が始めたのがきっかけだそうです。
日本でのラジオ体操は、国民の体力向上と健康の保持や増進を目的に1928年に始まりました。現在まで、編曲や、内容の変更により第一、第二は3代目、第三は2代目まで作られており、全部で12曲あるそうです。現在では3代目の第一と第二が主に使用されています。
それぞれの特徴として
ラジオ体操第一は子供からお年寄りまで一般の人が行うことを目的とした体操で、第二に比べテンポはゆっくりで強度が低いのが特徴です。一般的に学校の体育の授業や夏休みに校庭に集まって行うのはこの「第一」です。
ラジオ体操第二は職場向きの体操として働き盛りの人が職場で行うことを目的とした体操です。第一に比べテンポは早く、勢いを使ったダイナミックストレッチが多く含まれているため強度が高くなっています。現在でも第一とともにテレビで放送されています。
ラジオ体操第三は現在ではあまり使われていませんが、ゆっくりとしたテンポが特徴で、応用的な動きが取り入れられているため、ラジオしかなかった当時、音声だけで伝えることが困難であり、一般に広まらなかったそうです。
ラジオ体操には全国ラジオ体操連盟という団体があり、公認の指導者資格もある上、資格のレベルによって普及できる地域が定められているそうで、これも新たな発見で驚きです。
奥深いラジオ体操ですが、ラジオ体操第二はダイナミックストレッチも取り入れられているため、手軽にできる運動前の準備運動には最適です。
是非みなさんも、筋トレやランニングの前にはラジオ体操で準備運動をしてみましょう!