風邪に負けない
2019/10/05
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKES(アウェイクス)の飯塚 裕希です。
突然ですが、現在、日本では100歳以上の高齢者は約7万人という統計が発表されました。
今や、誰でも100歳まで生きることが当たり前の時代になりつつありますね。
しかし、そんな日本人の安心を揺るがすデータがあるのをご存知ですか?
平均寿命が長いということで知られる日本ですが、「健康でいられる期間=健康寿命」との開きは、男性が9年、女性は12年と世界でもトップクラスと言われていて、高齢者の要介護者数や認知症患者は年々増加の一途を辿っています。
せっかく延びた寿命を健康に過ごしたいですよね。
10月に入ってもまだ少し嫌な暑さが残りますが、寒暖差で体調を崩しやすい時期です。健康でいるためにも体調管理はしっかり行いましょう!
今回は、風邪に打ち勝つため、栄養の観点から対処法を考えたいと思います。
普段から風邪に強いカラダを作るためには、運動はもちろん大切ですが、バランスの良い食事で抵抗力や免疫力を高めることも重要です!
ウイルスに対する抵抗力や免疫力を高めるためには、まず魚介類、肉類、卵、大豆製品、乳製品などから、たんぱく質をしっかりとることです。
たんぱく質は筋肉や血液など、身体を作る主な成分であり、十分に摂取することで基礎体力がつき抵抗力も高まります。
また、たんぱく質の摂取によって体温が上がることから、からだの冷えを防ぎ、ウイルスの侵入を阻害し風邪の予防に大きな役割を果たします。
そして、風邪の予防に重要な栄養素がビタミンCです。
ビタミンCは体内で免疫力を高め、疲労回復にも有効です。
レモンやグレープフルーツ、ミカン、イチゴやキウイフルーツといった果物には、豊富なビタミンCが含まれているので積極的に摂取しましょう!
風邪では喉や鼻などの粘膜が炎症を起こすため、これらの粘膜を保護する効果のあるビタミンAも大切です。
鶏や豚のレバーをはじめ、うなぎ、にんじん、かぼちゃやほうれん草などから、ビタミンAを摂ることができます。
最後に、ねぎやにら、玉ねぎやにんにく、しょうがや唐辛子などの食品は、カラダを温める効果があり、食品に含まれる刺激成分や辛味成分は消化を助けるとともに殺菌効果もあるので、風邪の予防には効果があると言われています。
またこれらの栄養素は偏りなく、バランス良く摂ることが何よりも重要です。
本格的な冬に入る前のこの時期から、一度、普段の食事を見直してみても良いかもしれませんね!
参考文献:【最新版 アスリートのためのスポーツ栄養学 柳沢 香絵】