“覚える”と“伝える”

2019/09/30
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの田中です。
突然ですが、みなさんは“覚える“ということは得意ですか?
学生の頃であれば数式や文法、歴史などの勉強面で暗記することがあったり、社会に出ればその会社のルールや業務など、常に“覚える“事が多いですよね。
一回でサッと覚える事ができれば良いのですが、人間の脳は日々新しい情報を取り入れて、古い記憶は忘れていきます。
私は、今年入社してから受付の仕事をする中で、お客様にAWAKESのシステムなどを説明させて頂く機会が多くあります。
スムーズに説明できるようになるため、私は話す内容をセリフだと思うようにして、丸々暗記していました。
そんな中で、何気なくテレビ番組を見ていた時、ある俳優の方が台本を覚える際に大切にしていることを話していました。
それは、
「セリフは、相手がいて初めて成り立つもの」
「セリフは、相手にとって初めて聞く言葉であり、自分にとって相手に初めて口にする言葉である」
というものでした。
私はそれを見て、普段お客様へ説明している内容は、自分がただスムーズに話すことを上手くなろうとしていましたが、大切なのは、お客様がストレスなく理解できるように伝えてこそ意味があるものだと感じました。
そして、私が何回もしている説明でも、お客様からすればその説明は初めて聞くものです。
その違いをしっかりふまえた上で、相手の立場に寄り添いながら説明することが大切だと改めて感じました。
“覚える“ということは大切ですが、ただ単純作業で覚えるのではなく、自分の目的を達成するための一つの手段であり本当に大切なのは覚えたものを相手に伝えることだと私は思いました。