関節について
2018/06/10
こんにちは!
大阪、堀江のコンディショニングジムAWAKESの中原です。
今回は、身体の関節についてご紹介します。
皆さんは、「関節」と聞いて何をイメージされますか?
「股関節」や「肩関節」などの言葉が思い浮かんだ方、大正解です!
関節とは、骨と骨が連結する部分の事を言います。
そして、身体には、大きな関節から小さな関節まで、数多くの関節があります。
大きな関節でいうと、股関節や肩関節。
小さな関節でいうと、手や足の指も関節があります。
ほとんど聞いたことがないと思いますが、DIP関節、PIP関節、MP関節などと言います。
今回は、大きな関節についてご紹介します。
下から、
足関節、膝関節、股関節、腰椎、胸椎、頚椎、肩関節、肘関節、手関
節という順番になっています。
(背骨は脊椎と言い、頚椎、胸椎、腰椎に分けられます。)
実は、この大きな関節には、ある「規則」があります。
AWAKESで身体の評価を受けて下さったことがある方は、一度は聞いたことがあるかもしれません!
皆さん、どんな「規則」があるか思い浮かびましたか?
答えは、
良く動く関節(モビリティジョイント)と、あまり動かない関節(スタビリティジョイント)が交互になっている
という事です。
これだけ聞いても、ん?と頭の中に?がたくさん浮かんでいると思います。
分かりやすく説明していきます。
まず、足関節。
足首は前後左右に曲げられます。更には、ぐるぐる回すことも可能です。
=モビリティジョイント。
次に、膝関節。
膝は、屈曲伸展(屈伸運動)という一方向の運動しかできません。
=スタビリティジョイント。
膝をぐるぐる回すイメージがあると思いますが、これは、膝関節を回しているわけではありません!
そして、股関節。
股関節は、前後左右にも動かせる上に、回すこともできます。
=モビリティジョイント。
少しずつイメージがわいてきた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
股関節の次は、腰椎。=スタビリティジョイント
そして、胸椎。=モビリティジョイント
頚椎。=スタビリティジョイント
肩関節。=モビリティジョイント
肘関節。=スタビリティジョイント
手関節。=モビリティジョイント
このように、良く動く関節、あまり動かない関節、良く動く関節…と、交互になっています。
腰痛や肩こり、膝痛など、身体に痛みがある方のほとんどが、モビリティジョイントとスタビリティジョイントの順番が、どこかで崩れてしまっています。
例えば、股関節がモビリティジョイントとして働かないと、本来あまり動かない(スタビリティジョイントである)腰椎が代わりにたくさん動かなければいけなくなります。
本来5の仕事しかできない腰椎が、無理をして10の仕事をしなければいけなくなります。
そうすると、確実に腰椎に負担がかかるので、痛みが発生する。
という原理です。
これは、腰の痛みに限らず、肩の痛みや膝の痛みも同じような仕組みになっています。
AWAKESのパーソナルトレーニングでは、こういった、人間本来の身体の動きを踏まえて、トレーニングメニューを構成しております。
スタビリティジョイントが必要以上に動き、安定していないのなら、その関節を安定させるメニュー、逆に、モビリティジョイントが動いていないのなら、動きを出していくメニューを取り入れることで、皆様の身体の質を向上させています。
この関節の仕組みがご理解いただけると、
腰が痛い原因は腰ではない、肩が痛い原因は股関節にある、
などといったことも理解しやすくなると思います!
少し難しかったかもしれませんが、
人間には数多くの関節があり、それぞれの関節には役割があります。
その役割をきちんと果たすことが出来れば、身体の質は確実に上がってくるという事です!
私自身、文章を書くのはとても苦手で、読みにくい文章になってしまい、申し訳ございません。
読みにくい中、いつもブログをご覧いただき本当にありがとうございます。
少しでも、皆様が読みやすいように、皆様に伝わるように、私ももっとっもっとブログを書き続け、成長していきます!
ご不明な点等ございましたら、いつでもお申しつけください!!