マウスピース
2019/08/30
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの岡部です。
今年の9月から始まるFIBAバスケットワールドカップですが、日本が3大会ぶりに出場します。NBAでの活躍が期待される八村塁選手、渡辺雄太選手が加わり期待が高まります。
私自身、バスケットボールが好きでNBAをよく見ています。
特に好きなステフィン・カリー選手が所属するゴールデンステイトウォーリアーズの試合をよく見ます。
カリー選手の特徴なのですがプレーもすごいのですが、試合中につけているマウスピースを良く噛んでいるのが印象的です。
ボクシングでマウスピースをつけるのは皆さんご存知かもしれませんが、今はバスケ、野球、サッカーと様々なスポーツの選手がつけるようになりました。
それだけスポーツと歯は関係が深いのです。
ではどのように影響するのでしょうか?
まずマウスピースをつけることで口の中での怪我を防ぐことができます。
これは体がぶつかり合うようなスポーツではとても重要です。激しく顔が相手の肘などにぶつかることで口内を切ったり、最悪歯が折れてしまうことがあります。
このような怪我を防ぐためにマウスピースは利用されます。口の中とはいえ、痛みもありますし、怪我のリスクがあるとなるとプレーにも集中できずパフォーマンスの低下にもつながります。
次に噛み合わせを良くするために利用されます。
これが最近、マウスピースがコンタクトスポーツ以外に普及した大きな要因です。
咬合を整えることで筋力やバランス能力が上がりスポーツのパフォーマンスが向上すると言われています。
非接触スポーツでも高いパフォーマンスを発揮するために歯を食いしばる機会の多い選手では、歯が削れ、噛み合わせに影響してくるため、歯の保護にもつながります。
このように、接触プレーの少ない野球やテニスでも使用者が増えている要因がこれらのベネフィットの影響だと考えられます。
このようなベネフィットは一般のトレーニングにも共通します。
高重量を扱うウェイトトレーニング時は、歯をくいしばることで力を発揮することができ、マウスピースを使用することで歯への負担を減らし、咬合を整えてくれるため力を入れやすくしてくれます。
歯の保護と共に、筋出力の増加や運動能力向上に寄与するとされる脳神経科学的効果が、マウスピースの使用で得られることが様々な研究でわかってきています。
マウスピース専門のお店もありますし、一般の歯科医院でも作成できるところがありますので、気になった方はぜひ、かかりつけの歯医者さんに聞いてみましょう!