トレーニングとホルモン
2019/07/11
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの岡部です。
梅雨の影響で気持ちがどんよりしてしまいますが、皆さん、体調はいかがですか。
日課として外でランニングやウォーキングをされている皆さんの中には、気がすすまない方も多くいらっしゃると思います。しかし、気持ちが沈んでいる時こそトレーニングをして気分がスッキリしたという経験がある人は多くいらっしゃると思います。
なぜトレーニング後にスッキリとした気持ちになるのでしょうか?
それはトレーニング後分泌されるホルモンが大きく関係しているのかもしれません。
今回はそのホルモンについてお話しします。
トレーニング後に得る幸福感や、やる気をアップさせるホルモンは大きく5つあると言われています。
幸福感をもたらすホルモンはエンドルフィンとセロトニンです。
エンドルフィンには精神的苦痛や身体的苦痛を和らげる効果があり、鎮痛で用いられるモルヒネの約6.5もの鎮痛効果があると言われるぐらい強力なホルモンでもあります。
そしてセロトニンは前回のブログでもご紹介しましたが睡眠や精神の安定に関り、幸福感をもたらすホルモンとして作用します。
筋力トレーニングをしている方であれば一度は耳にしたことがあると思いますが、やる気をアップさせるホルモンにはテストステロとドーパミンがあります。
ドーパミンは快感をもたらすホルモンで、ドーパミンの分泌による快感を得ると、また同じことをしたいという欲が生まれ高いモチベーションに繋がります。
そしてテストステロンは筋肉の生成を促すホルモンでもありドーパミンの分泌を促す作用があるため、高いモチベーション、やる気アップに関係しています。
このようにトレーニングをした後にはホルモンが多く分泌されるため、スッキリとした気分になることができるのです。
身体をしっかり動かす事は物理的な関節可動域の向上だけでなく、ホルモンの分泌や筋肥大など生理学的な良い変化をもたらしてくれます。
気分が乗らない、沈んでいる時こそトレーニングをしっかり行って気分をリフレッシュしてみましょう!