キネティックチェーン 『運動連鎖』
2019/06/25
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの森 真優香です。
本日もファンクショナルトレーニング の五大原則についてご紹介します。
前回はブログにて3.三面運動までの3つをご紹介しました。
今回は五大原則のうちの 4.キネティックチェーンについてご紹介します。
『キネティックチェーン』とは何か?
キネティックチェーンとは体の繋がりのことです。
例えば高い所の物を取るとき、手を上に伸ばして物を取ると思います。
その時も肩だけの筋肉が働いているわけではなく、その周りの背中の筋肉たちも一緒に協力して働いていることによって、
1つの動作が行われています。
これはフォースカップルと言われます。
また、筋肉の上には膜が覆っています。(筋膜)
例えば背面での筋膜の繋がりは、
広背筋という背中の筋肉から対側の臀部(お尻の筋肉)まで斜めになって筋膜で繋がっています。
このことから広背筋から臀部までの筋膜を同時に使うことができると
機能的でより大きな力を生むことができると言えます。
例えば野球や、ゴルフのスイング動作で身体を捻る動作の時この筋膜の繋がりが使われています。
これが、同時に働かず上半身だけの捻り動作や、
下半身と上半身がばらばらな動きになると上手く力が伝えることが出来ず、
大きな力を発揮することは期待できません。
連動して動くことが大きな力を発揮するには必要です。
なので、トレーニングする時も1つの部位だけを動かすトレーニングばかりでなく、
この筋膜の繋がりを考慮してトレーニングすることで、必要最小限のエネルギーでより大きな力を生むことができるようになります。
そして、この筋膜の繋がりを考慮したトレーニングにより効率的な動きを実現し、動きやすい体に近づくことが可能です。
1つの筋肉だけを強くしたり、大きくするトレーニングだけではなく、こういった体の繋がりの『キネティックチェーン』を利用してトレーニングを行う事で、機能的な動作の獲得に繋がります。
AWAKESではキネティックチェーンを含む五大原則の原理原則に基づいて、日常生活やスポーツ時にも使える、そして動きやすい身体を獲得するため、ファンクショナルトレーニングで皆さまの健康をサポートさせていただきます。