ゴールデンエイジ
2019/06/23
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの岡部です。
最近、サッカーの久保建英選手のA代表デビュー、レアル・マドリードへの移籍、バスケットでは八村塁選手のNBAドラフト1巡目指名など若い世代の選手の活躍が目覚ましいですね。
若くして世界のトップで戦うにはどうしたらいいのか、小さい時にどういったトレーニングを行えばいいのかと悩む保護者の方も多くいらっしゃると思います。
そこで、今回は子供の運動能力の向上をする上で知っておきたいゴールデンエイジについてお話しします。
ゴールデンエイジとは多少年齢のずれはありますが大まかにプレゴールデンエイジ(5〜8歳)、ゴールデンエイジ(9〜12歳)、ポストゴールデンエイジ(13歳以降)の三つの時期に分けられ、子供の身体能力、運動能力が大きく発達する時期のことで、体の動かし方、動作、技術を短時間で覚えることができる、一生に一度の時期をゴールデンエイジと呼びます。
アメリカの人類学者スキャモンによると、このゴールデンエイジの時期は神経系の成長がほぼ100%まで成長するとしており、この神経系の成長が運動能力向上には必要です。
また、神経系は大きく落ちることはないため、いかにゴールデンエイジの時期に神経系を発達させるかがポイントになってきます。
神経系を発達させるには立ち上がる、歩く、走るなどの一般的な動作はもちろん、リズム感やバランス感覚などのコーディネーション能力と呼ばれる運動神経に関わる能力を上げるトレーニングを行うことが必要になってきます。
例えば、リズムよく上にジャンプしながらの足の開閉運動や、足の開閉運動に合わせて手を前やうえで叩くなど、リズム感やバランス、体をスムーズに動かす連結能力が向上し神経系へのいい刺激になります。
その他にもコーディネーション能力には状況に合わせて素早く動きを変える変換能力や、合図に対して早く正確に反応できる能力、動いているものと自分との位置関係を把握する定位能力、道具を上手に使える識別能力があり色々な方法でバランス良くトレーニングすることが、子供の神経系の成長にとって大切です。
神経系を発達させることで各スポーツ特有の動きの習得が容易になり、パフォーマンス向上へと繋がります。
ゴールデンエイジ期に適切な運動をすることで、将来トップアスリートとして活躍できる可能性が広がります!
子供の成長に不安をお持ちの保護者様は多いと思います。
AWAKESでは週5回キッズクラスを設け、様々な方法で子供の運動能力を向上させるプログラムを行っております。
体験、見学は随時行っておりますのでぜひ一度足を運んでみてください。
参考文献:プレ・ゴールデンエイジにおける運動能力発達を促す「KIDSラダー」の開発 城後 豊、竹田 安宏