力の伝え方
2019/06/18
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの石原 光彩です。
突然ですが、皆さん、先月の大相撲夏場所で見事初優勝を果たした力士をご存知ですか?
高砂部屋の朝乃山関です。
悲願の勝利の裏側には沢山の苦悩と努力があったと思います。
朝乃山関は、関西に来られる際、時間を見つけてはAWAKESに来て動きのトレーニングをされます。
朝乃山関がAWAKESでトレーニングを行なっている姿を観ると物凄い迫力があります。
相撲の「相手を押し込む動作」この力強さが一際目立っていました。
そこで今日は「物を押す力」について紹介します。
例えば、目の前の壁を倒そうとした時、皆さんはどのように押しますか?
様々な押し方があると思いますが、直立状態で押そうと思われた方はいないのではないでしょうか。
単に壁を押す動作ですが脚で地面踏ん張り、体幹部を安定させてから手を壁について押さないと壁はビクともしません。
実はこれ全身運動なんです。
他のスポーツで例を挙げるとアメリカンフットボール、ラグビーなどコンタクトスポーツで多く見られます。
普段私はアメフト選手を観る事が多いのですが、その選手の力の使い方を評価するのにタックルをしている姿をよく見るようにしています。
やはりタックルが苦手な選手はこの全身連動運動が上手く行われていない事がほとんどです。
そもそも地面を強く踏むという動作が出来ていなかったり、腰を反り上げて体幹が安定しないような姿勢を作ってしまったりと様々な選手がいます。
こういったプレイヤーは腰痛や膝の痛みを抱えている事が多いです。
この「押す力」を上手く使えるようになると日常生活もより効率良く行えます。
例えば、何か重たいものを持ち上げたり、階段の登り降りなど、一つ一つの動作を省エネで行えると1日を終えた時の疲労感も少なくなります。
連動トレーニングとしてスレッドプッシュというエクササイズを用いて、地面からの力をダイレクトに伝えるトレーニングがあります。
立ち仕事や長時間座ったままの方々はいつも決まった姿勢で重力を受けているため、使われていない筋肉は衰え、猫背や肩凝りになりやすいので、スレッドプッシュはそんな症状を持った方におススメのトレーニングです。
脚が地面からの力を受け下肢・体幹が安定する事で常に身体にかかっている重力に負けず姿勢を維持できるようになります。
ですので、自然と姿勢改善にも繋がります。
もし、健康的な身体を手に入れるためランニングやジムに通われている方は、なんとなくトレーニングをするのではなく、毎回のセッションで一つ一つのエクササイズにこだわりと意味を持ち、個人にあったトレーニングをすることが大事です。
AWAKESでは「動けるカラダづくり」をコンセプトにパーソナルトレーニングを提供しています。
興味のある方は是非一度、体験トレーニングにお越しください。