Let’s ストレッチ!パート4
2019/06/17
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの岡部です。
早速ですが、前回に引き続き、ストレッチを紹介するシリーズ。
前回の私のブログではアクティブストレッチについてお話しました。
今回はダイナミックストレッチについてお話しします。
ダイナミックストレッチとはアクティブストレッチと同じく動的ストレッチの一つで動きながら筋肉のストレッチを行います。
ダイナミックストレッチの主な目的は
・怪我の予防
・ハイパフォーマンス前の準備(筋ストレス)
・血流の改善
・筋温の上昇
ダイナミックストレッチの特徴はアクティブストレッチとは違い大きな反動を使い伸張反射と呼ばれる筋肉が急に伸ばされた時、縮ませようとする動きを利用していることです。
筋肉には伸ばされ後、縮まろうとする作用があり、それを利用することで大きな力を生み出すことができます。しかし、筋肉にとって縮まろうとしながら引き伸されることは大きな負担になり怪我を起こす原因となることがあります。そこでダイナミックストレッチを行っておくことでその動作に備え準備することで怪我のリスクを大きく減らすことができます。
ですので、ダイナミックストレッチは、伸ばすというよりかは、筋肉が収縮するための準備運動ととらえた方がいいでしょう。
それでは、主要なダイナミックストレッチを身体前面部、後面部、側面部に分けてご紹介いたします。
まずは前面部
立った状態から一度大きく後ろに手を引き助走をつけます。
そして、片足を出しながら手をバンザイするように大きく手を振り上げていきます。
足を戻しなが手も下ろします。これを繰り返し連続で行なっていきます。
次に後面部です。
先程の前面部とは逆で腕を軽く振り上げてからスタートしていきます。
片足を引きながら体を丸め下に物を叩きつけるように腕を下ろしていきます。
腕を下ろした後、身体を丸めたまま思いっきり後ろまで手を引き切ります。
足を戻し、上体を起こしてスタートした状態に戻ります。これも連続で繰り返し行っていきます。
最後に側面部です。
写真のように片手は外に広げ、もう片方は胸の前の状態からスタートしていきます。
勢いよく下に手を振り下げ、反対側に手を回していきます。
手を回すと同時に片足(写真では右足)を横に広げます。足の着地とともに身体を横に倒し切り側面が伸びるているのを感じます。
同じ軌道をたどりながら元のスタート位置に戻ります。そして、勢いを保ったまま連続で行います。
いかがでしたか。
ダイナミックストレッチは勢い、反動を使うため、怪我をしてしまう恐れがあるのでしっかりウォーミングアップを行った後と運動直前の間に行うのがベストです。
シリーズとしてお話ししてきましたストレッチでしたがそれぞれ特徴があり、メリット、デメリットを考慮して場面場面で使い分けることが大切です。
ご紹介したストレッチはほんの一例ですが、皆さんの健康に役立てていただければ幸いです。