Overtrainingとは
2019/06/14
大阪は心斎橋、本町、新町近く、大阪メトロ四ッ橋駅徒歩すぐ、西区北堀江にあるパーソナルトレーニング・ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジム、AWAKES (アウェイクス)の高嶋です。
さて、本日は、前回に引き続き、英単語シリーズです。
今回の単語は「Overtraining」です。
Over = 〜超えて、上回って、過剰な
Training = トレーニング、訓練、練習
Over と Training を一つの単語として合わせて使う単語で、
直接の意味は「過剰なトレーニング」です。
意訳として「トレーニングによって過剰に肉体や精神が疲労、崩壊を起こしている状態」となります。
マラソンやトライアスロン、トレイルランなど、手軽にできる運動を趣味で行っている人は、気候の良いこの時期がトレーニングするのに最適な季節です。
しかし、ついついトレーニングを詰め込んで慣れない長距離を毎日走ったり、急に距離を伸ばしたりしてしまうことがあります。
トレーニング計画を短・中・長期で立て、自分の現在の実力と照らし合わせながらトレーニング強度を上げていく必要がありますが、ついつい気候のいいこの時期に無理やり走り込みをしてみたり、痛みや疲労を押し切って無理に強度・負荷を上げると、向上するどころか逆に身体的オーバーキャパシティ(許容量超過)となり、後退する可能性があります。
科学的・医学的に見て慢性のOvertraining状態になると、 身体的・精神的回復に時間がかかることから、なるべくOvertrainingは急性期の間に対処することが求められます。
前述した通り、もっとも大事なのは計画的にトレーニングを進め、Overtrainingにならないようにすることが一番です。
最近では、スマートウォッチなどのWearable Deviceや関連のアプリで、科学的根拠に基づいたトレーニング強度を数値化できる製品もありますので、それらをフル活用しても良いのではないでしょうか。
これからスポーツをする方にとっては良い季節になりますが、熱中症や筋疲労、そして脱力感や精神的疲労をしっかりモニター(把握)しつつ、Overtatainingにならないように趣味を楽しんでください。