コラム AWAKES COLUMN

カラダを知る

2019/05/27

こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの石原光彩です。

近頃は急に気温が上がり、夏日が続いていますね。

そんな暑い中、今月のAWAKES勉強会は高嶋トレーナーから「身体の評価」について講義がありました。

AWAKESの評価方法は様々な科学的根拠に基づいた動作の評価をメインに行っていますが、その1つに「FMSスクリーニング」というものを使用しています。

定められた数種類の日常生活やトレーニングで行う動作に類似した種目を行い、短時間で身体を評価する際に便利な評価ツールです。

身体の評価を行う時は一方向から見るのではなく、多方向・角度から見ることで動作エラーが明確に見えてきます。

慢性的な肩こりや腰痛がある方にもFMSスクリーニングを行う事で痛みの患部ではなく、身体の他の部位に潜む様々な原因を確認できます。

そこで今日はFMSの一部である「オーバーヘッドスクワット」という種目を例に紹介します。


 

皆さんはこの2枚の写真を見てどう思いますが?

バーを持っている手の位置を見比べて頂きたいです。

2枚目の写真は理想に近い形です。

二枚を比較すると、1枚目の写真は手が頭より前に位置し、耳が見えてしまっています。

腰は後ろに反り、お尻は後ろに引けてしまっています。

肩が上がらないことが反り腰の原因になっている可能性が考えられます。

肩周りの筋肉が凝り固まっていたり、痛み等で上手く可動域が出せないと肩を上手く上げられません。

これは一例ですが、このように肩関節の柔軟性や安定性が無いと誤ったスクワット動作になってしまうことがあります。

これは上半身の動きの制限が下半身の動きに大きく影響している悪い例です。

さすがに、普段のトレーニングで腕を上げてオーバーヘッドスクワットをする方は多くないと思いますが、バックスクワットでも反り腰になる姿勢のクセが出てしまえば腰痛を促すことになります。

まず、なぜ腰痛があるのか、何がそうさせているのかを知る必要があります。

AWAKESが動き・動作の評価を重視する理由がここにあります。

パーソナルトレーナーをつけてトレーニングされていない皆さんは是非、写真や動画を活用してご自身のスクワットのフォームを確認してみてはいかがでしょうか?

もし、自分が思い描いているような動作でできていなかったり、トレーニング中や後に腰や膝が痛くなるようでしたら、一度、動作の評価ができるパーソナルトレーナーやアスレティックトレーナーに相談してみて下さい。

もし、詳しく自分の身体や動作、そして改善方法を知りたい方は是非AWAKESまでお越しください。

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