健康的に減量を!
2019/04/29
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの森真優香です。
ゴールデンウィークも早3日目になりました。
昨日は気温も下がり、ゴールデンウィーク後半にはまだまだ気温が下がる日があるようです。体調には気をつけてGWをお過ごし下さいね。
気温の上下はありますが、もう夏は目の前です。
海や川などのレジャーが楽しみな季節ももう直ぐです。
夏になると薄着になったり肌が露出する部分も多くなります。
夏に近づくにつれ「焦ってダイエット!」と言う話題が飛び交いますね。
ということで、今日は「減量」を話題にブログを書こうと思います。
減量とは体重を落とすことで、ダイエット【Diet】は食事制限のことです。
(ダイエットと減量の違いについては以前のブログを参考にしてください。)
多くの人が今までに減量を行ったことがあるのではないでしょうか?
ダイエット(食事制限)、トレーニング、ランニング、スイミングなど手段は沢山あると思いますが、やはり過度な食事制限や短期集中に特化した運動はその時はすぐに結果が出やすいですが、多くの場合、長続きはせずリバウンドに繋がる傾向にあります。
体脂肪を落とすことが健康に繋がる、体が軽くなり動きやすくなると言う面では大幅な食事制限を行うことは決して悪いことではありません。
しかし、体重を落とすために必要な栄養までも減らすようでは身体を壊してしまうことになり良くありません。
やはり健康であるためにはバランスの良い食事、適切な運動、十分な睡眠など規則正しい生活が大切です。
そこで、まずは食事制限の中で必ず話題になる糖質制限について少しお話しします。
糖質とは炭水化物のことであり、お米、パン、うどん、パスタや砂糖などのことを指します。
食事には5大栄養素と呼ばれるものがあり、
脂質、たんぱく質、炭水化物(糖質)、ミネラル、ビタミンの5つです。
人の体はエネルギーを蓄えようとする性質があり、炭水化物(糖質)の取りすぎにより余った炭水化物はより長期間保存できる脂肪へ変換されます。
なので、糖質を取りすぎないことで、体脂肪の増加を抑制できるのです。
しかし、糖質制限を試した事のある人の中には体調不良を起こしたり、便秘になったりと、体質に向いていない人も多いようです。
その原因は炭水化物(特に白米)に含まれるミネラルやビタミンの不足や、小麦などに含まれる食物繊維の不足が原因であることが多いようです。
糖質が身体のエネルギー源として機能するためにはビタミンやミネラルが必要となるため、これらが不足してしまうと糖質を代謝することができなくなってしまうためです。
しかし、適切な糖質制限と十分なビタミンやミネラルなど摂取を行なっていても減量できないこともあります。
実際、私は大好きな糖質を制限したことがあります。
ビタミンやミネラルにも気を付けて行いました。
また、週2回のトレーニングも同時に行なっていたのですが、全く結果として現れなかったのです。
なぜかと考えたところ、睡眠に問題があったのではないかと考えています。
そこで、食事制限に続き睡眠についても少しお話ししたいと思います。
私の場合、ご飯を食べた後すぐに寝てしまい、その後お風呂に入るために起き、深夜2時・3時に寝ると言う習慣になっていました。
睡眠時間が短い・質が悪いと太りやすくなると言われています。それは睡眠中に分泌される「レプチン」と「グレリン」の2つのホルモンに関係しているようです。レプチンは食欲を抑制してくれるホルモンです。一方グレリンは食欲を増進させる働きがあると言われています。
睡眠不足になるとこの2つのホルモンのバランスが悪くなり、レプチンが減り、グレリンが増えることで食欲が増え、太りやすくなってしまうそうなのです。
なので、身体にとっていい事を1つしているからといって必ずしもそれが効果として現れるかと言われると難しいこともあります。
規則正しい生活を基本に食事を気をつけること(糖質制限とミネラルやビタミンの適切な摂取)や睡眠を十分にとること(時間と質の担保)が減量と健康にとても重要なのです。
減量を行う際は無理な食事制限(ダイエット)ではなく、健康的に計画を立てて行なってみて下さい。
そうすることで長期的な習慣となり、リバウンドなく生涯健康的な食習慣へと繋がり長期にわたる適切な体重の維持が可能となるのです。
夏に向けて、「今年こそは!」と思っている方は、今すぐ適切な食事と運動を始めてみましょう。