水分補給が重要!熱中症予防
2019/04/26
こんにちは。大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの森 真優香です。
今週に入り気温が急に上がり、暑い日が続いていますね。25度を超える地域も多いようです!!
気温が高くなってくるのでそろそろ熱中症にも気をつけないといけません。
熱中症が1年で1番多い時期は気温の1番高くなる7月や8月ですが、実は季節の変わり目である5月も熱中症が急増します。
それは身体が暑さに慣れていない事やこの時期は乾燥しているため汗をかいていることに気が付かないことが原因です。
GWはお出かけをされる方も多いと思います。
楽しい休日に熱中症にならないために、今日は熱中症予防(水分補給)についてご紹介します。
お茶やコーヒーをたくさん飲んでいるから水分補給はばっちりと思っている人もいるようです。
実はお茶やコーヒーにはカフェインが入っており、利尿作用があります。
お酒(アルコール)も利尿作用があります。
なので、身体は十分な水分を保持することができません。
水は水分補給にとって良いのですが、運動量が増える日や、暑くなってくると大量の汗をかきます。大量の汗をかくと、水分はもちろん、塩分も一緒に出ていきます。
この塩分、実は身体にとってとても重要な役割を持っています。
そして、この塩分が熱中症と密接に関係しているのです。
なぜ塩分が身体の中から少なくなると熱中症になるかというと、人の身体の水分の濃度に関係があります。
人の身体の60%が水分です。
その水分の中でも細胞外20%と細胞内40%に分かれています。
細胞外液の中に塩分(ナトリウム)、カルシウムなどの栄養素が含まれており、
細胞内液の中にはカリウムなどの栄養素が含まれています。
細胞外と細胞内では違う栄養素ではありますがどちらも同じ濃度で保たれていて、そのバランスを崩すと体調不良に繋がります。
この体調不良こそが熱中症なのです。
水だけを補給すると塩分不足となり、体液濃度のバランスが崩れ熱中症に繋がります。
なので熱中症予防にはスポーツドリンクなど塩分(ナトリウム)を含む飲料が推奨されています。
また、水分補給をするタイミングもとても重要です。
喉が渇いたと感じたら、それはもう熱中症の注意信号です。
熱中症の予防には、外出する前や身体を動かす前にしっかり水分を取り、外出後や運動中もこまめに水分補給を行うことが大事です。
喉が乾く前に水分補給をこまめに行うことが大切な熱中症予防です。