脳機能テスト
2019/04/22
こんにちは。大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESのコンディショニングトレーナー石原光彩です。
皆さん、近頃気温差が激しい事で体調を崩しやすくなっていませんか?
まだまだ、体調を崩しやすい気候ですので、体調管理はしっかり行いましょう。
ところで、ここ最近、少し頭がボーっとしたり、めまい、肩こり、段差のない所でつまづいてしまう等、身体の変化を感じることはありませんか?
そんな方に、本日は、この様な症状に影響している平衡機能についてご紹介します。
平衡機能とは前庭器官と呼ばれる両耳の近くにある器官で、身体が倒れないようにバランスを取り動作を円滑に行うための機能を果たしています。
この機能が立っているときや歩く時に無意識的に働いているので、私たちはこけることなく動作を行っているのです。
また、前庭器官はめまいや肩こりにも深く関係していると言われています。
なぜなら、平衡感覚を失うことで、脳は異常信号を受け、その異常がめまいや筋の緊張(つまり肩こり)という症状を引き起こすからです。
ではここで、平衡機能がどうなっているか、ご自宅でできる簡単なテストをご紹介したいと思います。
まず、つま先を揃えて立ち、手を腰にあてた状態になります。
次に、膝を軽く曲げ片脚を上げた状態で一本脚で立ちます。
そして、目を閉じて20秒間立ってみて下さい。
どうですか?
グラグラ揺れてしまったり、足指を掴むようにして倒れないように必死になりませんでしたか?
全くできなかった方は脳が疲れていたりあまり活性されていないかもしれません。
なぜなら、前庭器官の働きは脳機能の一部で他の脳機能と密接な関係にあるからです。
私自身も十分な睡眠時間がとれなかった日やデスクワークが多い日には片脚バランステストを行い、自分の今の状態を確かめます。
バランスを崩しやすい日は、首や肩周りの筋肉が硬くなり、身体も重だるくなっている事が多いです。
そんな日は呼吸や前庭トレーニングを行うと劇的にスッキリします!
こうして脳や身体を整えた状態で一日を過ごすように心掛けています。
この片脚立ちバランステストですが、テストというだけでなく、脳の活性や老化予防にもなるのエクササイズなのでぜひ取り組んで頂きたいです。(転倒防止のため、お一人では行わず、必ず広い場所でお二人以上で行って下さい)
前庭器官を含む脳機能は身体を効率良く動かすために大事な役割を果たしています。
脳機能の低下は身体の動きと密接な関係にあるのです。
脳と身体をリンクさせ日々の生活をより良いものにしていきましょう!