現状を知ること

2019/03/14
こんにちは。
大阪の心斎橋、本町、新町近く、西区は四ッ橋駅すぐ北堀江にあるパーソナルトレーニング・ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジム、AWAKES (アウェイクス)の高嶋です。
昨日は和歌山でM5.2の地震があり、ここ、AWAKESのある大阪市西区でも少し揺れを感じましたが、皆さんは大丈夫でしたか?
今週は、気温の上下が激しく、天気も落ち着きがないようです。
天災や天候にはなるべく「備えを常に」、出来る限り安全にそして健康には気をつけたいです。
さて、AWAKESには年齢も活動レベルも目的も様々なクライアントさんがコンディショニングトレーニングを行っています。
・子供の運動能力向上・運動による脳機能の活性(考える力の向上)、
・アスリートのフィジカル向上・競技パフォーマンス向上、
・痛みがある方の除痛・運動機能改善、
・働く方の仕事のパフォーマンス向上・ストレス/身体への負担軽減
・一般の方の生活の質向上・運動機能改善、
などなど、AWAKESに来て下さる方は多種多様です。
しかし、どの年齢や運動レベルの方も、まず、トレーニングを始めて数回はたくさんの情報や変化を感じています。
その中で、私たちが伝えたい最も大事な事は、
「今の自分を知る」
という事です。
どのクライアントさんであれ、何か現状を変えたいと思ってコンディショニングトレーニングを始められます。
中には、ぼんやりと理由は何かわからないけど、現状の何か変えたいと思ってトレーニングを開始される方も少なくはありません。
もちろん、明確に目的を持ってこられる方も多くいます。
しかし、どの方にも共通して言えることは、あまり自分の現状を把握されていないということです。
どこまで今の自分をわかっているか、気付いているかは大小様々ですが、とにかく、コンディショニングトレーニングを始められて数回は、今の自分に驚かれることが本当に多いです。
そうだろうと漠然と思っていたことも、なぜ、そうなのかを具体的にはわかっていなかったり。
たとえば、70歳代、過去に脳梗塞を患ったクライアントさんですが、ご本人はふらつきをなくしたいと色々試されましたが、なかなか上手くいかず、私たちを見つけてくださり、現在、週2回のペースでコンディショニングトレーニングに来られています。
私たちが見る限り、歩行時に物理的・身体的に大きくふらつきは見受けられません。
しかし、ご本人はふらつきを感じています。
トレーニングをしていくと、何がどうなっているのかが具体的に見えて来ます。
歩行時に物理的にふらついていないことを鏡を見ながら歩行することで認識できたり、今までご本人は物理的にふらついていると思われていたものが、鏡に映った自分を見ることでそうでないことに気付かされます。
また逆に、重心を右や左に移動させたり、後ろ向きに歩く時には物理的にふらついたり、今まで普段の生活でやっていなかった動作では今までとは違う物理的なふらつきが出て初めて本当のふらつきを感じ、今の自分の身体の状態に気付いくということもあります。
ふらつきだけではありません。
他の例では、
・階段を上るとき力が入りづらい・すぐに前もも(四頭筋)が疲れる、
・営業で歩くことが多い日の翌日はふくらはぎがだるい、
など、なぜ、そうなっているのかに気付いていない事例はたくさんあります。
これらの多くは、身体の使い方が本来あるべき使い方ではない事による代償であることがほとんどです。
よくあるのは、歩行や階段でお尻(殿筋)をしっかり使っていないことが前述の原因になっていることがあります。
それだけではなく、脳機能が低下して脳が身体の動作を認識出来ていなかったりしていることもわかったりします。
この様に、トレーニングを数回していくと、色々な事がわかってきます。
トレーニングを通じて自分の身体がどうなっているのかがわかる、それがコンディショニングトレーニングなのです。
私たちは、この「自分の身体を感じる感覚」をクライアントさんにしっかり自覚して頂くことがとても大事であること、そして自ら「気づく」ことを大切にしています。
どんな目的であれ、まずは自分の現状を知る事はとても大事です。
私たちの周り、皆さんの周りにも、まだまだ現状の自分を知らない人がたくさんいると思います。
なぜ疲れやすいのか、なぜ肩こりがひどいのか、なぜ太るのか、なぜ腰が痛いのか、なぜ早く走れないのか、なぜ投球のコントロールがわるいのか、なぜ力が思うように発揮できないのかなどなど、まずは、自分の現状をしっかり把握することがとても重要です。
動きの評価はもちろん、コンディショニングトレーニングでは脳機能や運動機能の何がどうなっているのかをしっかり知る事ができます。
もし、自分をしっかり理解し、現状を変えたい方は、ぜひ、AWAKESでトレーニングをスタートしてみてはどうでしょうか。