Happy Athletic Training Month

2019/03/13
こんにちは。
大阪の心斎橋、本町、新町近く、西区は四ッ橋駅すぐ北堀江にあるパーソナルトレーニング・ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジム、AWAKES (アウェイクス)の高嶋です。
今月は、全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)が定めたアスレティックトレーナーの認知、普及を目指すための強化月間(National Athletic Training Month)です。
この強化月間では、アスレティックトレーナー(AT)という職業を広く社会に理解してもらい、その活動、提供するサービスをより多くの人に知ってもらうことを目的としています。
ということで、私もNATAの資格認定委員会(BOC)の認定アスレティックトレーナー(ATC)の一人として、このブログを通じて少しでも多くの人にアスレティックトレーナーについて理解を深めていただくために、ATについてお話しさせて頂きたいと思います。
日本におけるATは、確立された資格制度や教育制度はないのが現状ですが、その中で最も多くの資格者を輩出しているのが公益財団法人日本スポーツ協会の認定資格制度です。
この他にも、大小様々な団体がアスレティックトレーナーの資格や認定を行っています。
1950年代にアメリカで生まれたATという職業・資格ですが、長い歴史を持つ一方で、私たちがどのような職業なのか、なにができるのか等まだまだ広く社会に認知されているとは言い難いのも現状です。
アメリカにおけるATにしても、日本のATにしても、教育の制度、資格の法的な制度は違えど質の高いヘルスケア(健康管理)サービスを提供している事には変わりありません。
アスレティックトレーナーの提供するサービスは、
1.怪我・傷害の予防
2.怪我・傷害の早期発見と評価
3.積極的な怪我・傷害の処置
4.リハビリテーション
5.健康管理事務業務
6.教育と指導
7.行き届いたケアの提供
そして、それらを提供するクライアントは多様で、
1.プロスポーツ(チーム・現場)
2.大学スポーツ(チーム・現場)
3.高校スポーツ(チーム・現場)
4.病院・治療院・トレーニング施設
5.民間企業・生産産業労働環境
6.パフォーミングアート(舞台・芸能)
7.国防・軍部(軍隊、自衛隊)
など、様々な場所で活動しています。
多種多様にわたる職場環境で多種多様な任務を提供するATですが、まだまだ、スポーツ現場での応急処置を中心とした仕事を想像される方がほとんどだと思います。
私たちの仕事はスポーツ現場だけでなく、前述した様々な環境や身体活動を行う全てのクライアントに対して、その方々の健康を向上させるために様々な活動を行っているのです。
健康寿命という言葉が生まれるように、社会の健康に対する意識は高まっています。
そのなかで、私たちATが出来ることはまだまだたくさんあるのです。
社会に貢献するために、健康な社会を創り上げるために、私たちが活躍する場をこれまで以上に広めていかなければなりません。
その一つとして、今回はこのブログでアスレティックトレーナーについて書かせて頂きました。
AWAKESには私を含め、3人のATがいます。
また、その他のコンディショニングトレーナーも様々なトレーニング資格・知識・経験をしっかり持った精鋭ばかりです。
もっともっと、多くの人に健康管理・充実したヘルスケアを提供できるように、これからも様々な活動を行っていきますので、ご期待ください。