アスリートとAWAKES
2019/02/27
こんにちは。
大阪の心斎橋、本町、新町近く、西区は四ッ橋駅すぐ北堀江にあるパーソナルトレーニング・ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジム、AWAKES (アウェイクス)の高嶋です。
今週の大阪は昼間の気温が10度を超え、日が差すとポカポカと過ごしやすい陽気になってきました。ただ、昼夜の寒暖差があるので、体調管理には気をつけないといけない気候ですね。
さて、AWAKESには多くのスポーツ選手がパフォーマンスアップのためトレーニングに来ています。
小学生からアマチュア、プロ選手まで、年齢も競技レベルも様々。
また、競技もサッカーを始め、野球、女子野球、アメリカンフットボール、ラグビー、相撲、ボクシング、競泳、ゴルフ、マラソンなど様々です。
では、なぜ、多くのアスリートがAWAKESに通うのか。
私たちのトレーニングコンセプトは身体(カラダ)の機能改善、つまり、人間が本来持っている身体機能をよみがえらせる事です。
本来人間が持つ機能をフルに発揮し普段の生活から競技レベルにおけるスポーツパフォーマンス向上まで、幅広い対象者、分野、レベルで応用可能な基礎を機能的な身体を構築することで獲得していきます。
機能的な身体とは、無理・無駄のない動きができる身体の事です。
無理・無駄のない動きをする事で、様々な障害・怪我・慢性痛の予防や、身体機能の向上、運動能力の向上、スポーツのパフォーマンス向上が期待できるのです。
無理・無駄のない動作の獲得のためには、動くべき関節はしっかり動き、安定すべき関節はしっかり安定すること、また、発揮しなければならない筋出力がしっかり発揮でき、緩めなければいけない筋肉はしっかりリラックスできる能力を養わなければいけません。
アスリートの間で現在主流のトレーニングは、筋力・筋量に重きを置いたトレーニングです。
また、日本においては、基礎トレーニングの考え方があまり重要視されず、スポーツのスキルそのものを重要視した練習を繰り返す傾向が強く見受けられます。野球の千本ノックや素振りなどが一つの例です。
パワー、スピードの向上を筋力やスキルをベース(基礎)にトレーニングが考えられることが大半です。
しかし、パワー、スピード、アジリティ(俊敏性)などスポーツのパフォーマンスに必要なこれらの項目は、筋量や筋力の向上やスポーツスキルの練習と必ずしも比例して良くなるものではないということを理解しなくてはいけません。
そもそも、無駄な動き、無理な動きをしているような身体では、どれだけ筋量や筋力があったとしても効率よくそのエネルギーを使うことができないのです。
逆にそのエネルギーが負担となり、様々な悪さ(怪我や痛み)を引き起こす可能性が高くなるのです。
多くのアスリートがこの筋力や筋量を追い求めたトレーニングをしてきた結果、過度な筋緊張が促され、本来動くべき関節が固まり動きの連動性を失ったり、安定すべき関節がコントロールが効かなくなったり(不安定になる)と、トレーニングをすればするほど反比例する結果をもたらしていることが多くあります。
筋力トレーニングは筋の収縮活動で行いますが、実は逆に、筋を緊張させないことがどれだけ難しい事かということは、あまり知られていません。
安定すべき関節が安定し、緩むべき部位の筋緊張を取り除くことの大切さを、現在主流のトレーニングではなかなか実感することができないのです。
運動生理学、神経生理学、脳科学、機能解剖学など科学の進歩によってトレーニング方法は進化しています。
今までの筋力・筋量追求型のトレーニングと違う効果的なトレーニング方法が次々と科学的根拠に基づき考案されています。
だからこそ、最新の科学的根拠にのっとったトレーニングを我々は行う必要があり、それを実際に現場で活かしていかなくてはいけません。
私たちもコンディショニング、ファンクショナルトレーニングを通じて、本来人間が持っている機能を高めることで、これまでのトレーニングでは成し得なかったパフォーマンスの向上を目指しアスリートに日々トレーニングを提供しています。
これまでのトレーニング以上にパフォーマンスアップを考えているアスリートの皆さん、一度、違った角度・視点からトレーニングを考えてみてはどうでしょうか。