コラム AWAKES COLUMN

骨を強くするには?

2019/02/03

こんにちは!

大阪市西区、堀江、四ツ橋のパーソナルトレーニング・コンディショニングジムAWAKESのトレーナー中原花音です。

皆さんは、「骨粗鬆症」という言葉を耳にしたことがありますか?

骨粗鬆症とは、「骨強度が低下し骨折しやすくなる骨の病気」のことです。
骨粗鬆症になってしまうと、つまづいて手や肘をついたり、くしゃみをしたりするだけで骨折してしまいます。

骨粗鬆症の判断基準は、「骨密度が若年成人平均骨密度(YAM)の70%以下」と決まっています。
(骨密度がYAMの80%以上が通常、70~79%だと骨量減少となります。)

では、どうして「骨粗鬆症」になるのでしょう?

皆さんは、骨は一度作られたらずっと同じものだと思っていませんか?

実は、骨は古いものから新しいものへと一定のサイクルで生まれ変わっています。
骨には「骨芽細胞」と「破骨細胞」という細胞があります。
「骨芽細胞」は、新しく骨を作り出す「骨形成」を行う細胞です。
一方、「破骨細胞」では古くなった骨を壊していく「骨吸収」を行います。

健康な状態では「骨形成」と「骨吸収」のバランスがほぼ等しくなっていますが、骨粗鬆症の場合「骨形成」が「骨吸収」に追いつかず、どんどん骨吸収が進行してしまう為、骨密度が低下してしまいます。

つまり、骨粗鬆症を防ぐためには「骨形成」と「骨吸収」のバランスを保つことが重要という事です。

骨密度は20歳ごろがピークで45歳ごろから低下し始めると言われています。
骨芽細胞での「骨形成」が行われなくなってしまうことが「骨密度の低下」に繋がる為、予防するには「骨形成」に注目しなければいけません。

「骨形成」を維持するためには、食事や運動が必要です。

今回は、運動の面からお話させて頂きます。

骨は「ストレス(負荷)」を受けることで強度が高くなります。
もちろん、負荷が高ければ高いほど骨の強度も高くなります。

これは、骨にきちんとストレスをかけてあげることで、骨形成に関与しているホルモンの分泌が向上するからです。

AWAKESでも70代の女性の方が、ウエイトを扱ってトレーニングを行っています。

高齢者のウエイトトレーニングは危険だという考えは、正直もう遅いです。

もちろん負荷の設定には十分考慮しなければいけませんが、ウエイトトレーニングを行うことで骨が強くなるのです。(骨形成の進行)

AWAKESでは筋力アップの為だけにウエイトトレーニングを行っているのではありません。
「骨密度強化」の為にウエイトトレーニングを行っているケースも多くあります。
何も行わなければ低下するだけの「骨密度」ですが、運動をすることで防ぐことは十分に出来ます。

危険を恐れて運動を行わないことが、より危険を招いているかもしれません。

正しい動きの中で正しい強度の運動をすることで、「健康」へと近づくことができます。
AWAKESで一緒に「健康」になりませんか?

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