人工股関節による不調の改善
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2025/02/28
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの中原花音です。
あっという間に2月も終わり、少しずつ春の空気が漂ってきました。
これからの時期は花粉症に悩まれる方が多いと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、花粉症は腸内環境を整えることで改善するケースが多くあります。
これまでのブログでも紹介しているので、興味のある方は是非ご覧下さい。
さて、今回は「人工股関節」の手術をされた方のトレーニングについて紹介させて頂きます。
60代女性
2年前に右股関節の人工関節手術を実施
可動域制限はなく7月中旬からトレーニングを実施
主訴
・人工股関節手術による筋力、体力の低下
・声楽のパフォーマンス向上
大まかな身体の状態
・L‐AICパターン
・右股関節外旋可動域制限あり
・右足関節過内反
・前方荷重
トレーニングを始める段階では、股関節に対しては少し違和感、動かしにくさを感じられていました。
また、運動の制限は解除されている状態でした。
右の股関節を手術されていることで、左右の下肢筋力の差がかなりあったため、まずは右の股関節の可動域拡大に向けたトレーニングをスタートしました。
股関節の可動域を拡大するにあたり、肋骨と骨盤の位置関係は非常に大切なので、声楽のパフォーマンスアップも踏まえ呼吸のアプローチを重点的に行い、その上で股関節可動域向上(特に外旋可動域)を中心に行いました。
週2回のトレーニングと自宅でのエクササイズを続けてくださり、股関節の違和感自体は約1ヶ月でほぼ改善されました。
怖さがあり動かせていなかったが、見てもらうと安心して動かすことが出来るから家でもストレッチをやろうという気持ちになったとお話してくださいました。
そこからは、動作の改善、筋力の向上を中心にトレーニングを進めています。
股関節を庇って、膝が内側に入る動作(Knee in )が動作の癖となっていました。
立ち上がる時やしゃがみこむ時等、様々な日常動作において膝が内側に入っていたため、強度が上がったり、動ける範囲が広がると膝へのストレスが考えられます。
そのため、今度は拡大した可動域の中でしっかり自分の脚をコントロールする、最大で筋肉を使うことから、正しい動作の習得へと繋げています。
今では、スクワット動作やジャンプ動作も痛みや不安感なく行えております。
こちらのお客様は今でも週2回のパーソナルトレーニングを継続して下さっています。
痛み、違和感が改善された今でも続けられている理由は、「健康のため」「二度と痛くならないための予防」です。
私たちAWAKESでは、痛みや不調の改善はもちろん、二度と同じ苦痛を感じることがないように、「予防」という部分も大切にしております。
そのためには、根本からの改善が必要不可欠です。
人工股関節や変形性膝関節症等の術後のサポートや痛みや不調の改善のサポートもさせて頂いているので、少しでもお困りの方は是非AWAKESへ一度ご相談頂けたらと思います。
さらに詳しい内容をという方は
AWAKESチャンネル
https://youtube.com/channel/UCx7TAVNQAe-k4-wOgEbg8Aw
もしくは画像付きで知りたいという方は
AWAKESのInstagram
https://www.instagram.com/awakes.horie
でも同じ内容を紹介しているので、ぜひご覧ください!