お客様の症例
2025/01/31
こんにちは!
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの中原花音です。
最近は急に気温が下がったり、少しずつ花粉の影響が出てきていたりと体調を崩しやすい時期ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
AWAKESは1/3から営業しており、初日からお正月休みの中たくさんのお客様がトレーニングに励まれていました。
また、オフシーズン中のアスリートの方々も歩けなくなるぐらいの追い込みトレーニングに励まれていました。
そんな1月もあっという間に終わり2月に入ります。
2月は1年の中でも1番気温が下がりやすい時期なので、皆様、寒さ対策はお忘れなく!
さて、今回はお客様のお身体の変化について紹介をさせて頂きます。
・60代女性
・トレーニング歴:5ヶ月半
・トレーニング頻度:週2回
・目的:声楽での歌のパフォーマンス向上、人工股関節による筋力低下の改善
当初の身体の状態
・肋骨拡張(リブフレア)による腰部過伸展
・骨盤前傾位、右回旋
・右股関節外旋可動域制限(人工股関節による影響)
・両大腿骨内旋位
・両足関節内反位
トレーニングプランとしては、
・呼吸のアプローチによる肋骨と骨盤の位置の改善
・股関節の可動域改善
・股関節周囲の動作改善
こちらを中心にアプローチをさせて頂きました。
2ヶ月経過した頃から股関節の可動域の変化を実感され、時々あった膝の痛みは改善されました。
また、普段から正しい呼吸の仕方を意識してくださっていることで、肋骨や骨盤の位置も整ってきています。
呼吸のアプローチを行うようになり、横隔膜や腹横筋が動きだし、歌のパフォーマンスに関しても高音が出しやすくなっているとお話して下さっています。
特に意識して行ってきたのは、
「重力下で股関節を動かす」
ということです。
人工股関節の手術をされてからは、もちろんしばらくは動作の制限があったため、その期間を経て股関節の可動域が制限され筋力の低下、動作不良が問題でした。
そのため、股関節の可動域を向上させるために様々なストレッチ系のエクササイズも行いましたが、結局使わなければなかなか改善しないので、運動制限のない今では、積極的に立位での運動を取り入れました。
ランジウォークやスクワット等、最大の可動域で身体を動かすことを取り入れた結果、可動域の向上が著しく見られました。
身体の可動域、柔軟性を向上させたいというお声はよく耳にします。
ストレッチはもちろん大切ですが、ストレッチをした上で負荷をかけて動かしていかなければ、身体は元に戻ろうとするのでなかなか改善するのに時間をの要します。
そのため、可動域をあげたい!と思われている方は、ストレッチだけでなく、積極的に身体を動かして使っていくことをオススメします。
現在は次のステップである、「筋力向上」「膝痛予防」に向けて、トレーニングを継続されています。
慢性的な痛みや不調に対して「予防」できるのは、「運動」しかないのではないかと思います。
なぜかというと、身体の間違った使い方や動かし方が原因で痛みや不調が出ているケースがほとんどだからです。
痛みがや不調が改善したら終わりではなく、次の段階として「予防」するためにトレーニングを続けられることは、素晴らしい事だなと感じます。
病院や整骨院等は痛みや不調を改善しに行くところですが、ジムは痛みが出る前に未然に痛みを防ぐ、つまり「予防」ができるところです。
是非、皆さんもこれから先のことをイメージして痛みや不調が出ないように、今のうちからトレーニングを始めてみてはいかがでしょうか?
さらに詳しい内容をという方は
AWAKESチャンネル
https://youtube.com/channel/UCx7TAVNQAe-k4-wOgEbg8Aw
もしくは画像付きで知りたいという方は
AWAKESのInstagram
https://www.instagram.com/awakes.horie
でも同じ内容を紹介しているので、ぜひご覧ください!