Lets! ストレッチ!
2019/05/21
大阪市西区北堀江、四ツ橋駅・心斎橋駅近くにあるパーソナルトレーニング、ファンクショナルトレーニング特化型のコンディショニングジムAWAKESの岡部です。
前回の私のブログでコンディショニングについてお話しました。
今回はコンディショニングトレーニングでも必ず行う「ストレッチ」についてお話ししようとます。
ストレッチの効果は主に以下の4つあげられます。
・筋肉の緊張緩和
・心理的リラクゼーション効果
・血流・血行の改善
・体の柔軟性向上
以上の効果によってストレッチは運動中の怪我の予防やパフォーマンス向上、運動後の疲労回復、生活の中でのリラクゼーションやストレス軽減に役立ちます。
ストレッチには大きく次の3つの種類に分類することがあります。
・スタティックストレッチ
・アクティブストレッチ
・ダイナミックストレッチ
それぞれ良い点、弱点、状況によって向き不向きがあるので、少し説明しようと思います。
・スタティックストレッチ
勢いを使わず静的に10秒以上じっくり伸ばすようなストレッチです。
皆さんがストレッチと言われたらまずこのスタティックストレッチを思い浮かべるかと思います。
じっくり伸ばすことによって筋肉の伸長を促し感覚入力によってリラックス効果が期待でき、最大限伸びるようにします。そのため、運動後のリラックス、筋肉の柔軟性向上に用いられるストレッチです。しかし、伸ばすことによって筋肉の緊張が緩み過ぎてしまう為、運動前にするとパフォーマンスが下がってしまいます。ですので運動前はおススメしません。
・アクティブストレッチ
よくテレビや本などで動的ストレッチという言葉を目にしたことがあると思いましす。アクティブストレッチはその中のひとつで動きながらストレッチを行なっていきます。
アクティブストレッチの特徴は相反抑制と呼ばれる筋肉同士の関係を利用して行なっていきます。例えば、肘を曲げる時に二の腕の筋肉が緩み、伸びることで力こぶ側の筋肉が収縮ができ肘を曲げることができます。この関係を相反抑制と言いストレッチに利用します。スタティックストレッチに比べて動きの中で行うため筋肉が緩み過ぎないので運動前におススメです。
・ダイナミックストレッチ
ダイナミックという言葉通り大きな動き、勢い、反動を使って筋肉の伸びたら縮むという性質を利用してストレッチしていきます。筋肉の中には筋紡錘という筋肉が伸ばされことを察知する器官があります。この筋紡錘は筋肉の伸長を察知すると収縮させて筋肉を戻そうとするため、筋肉がストレッチされます。この作用をダイナミックストレッチでは利用し、行っていきます。ダイナミックストレッチも動的ストレッチで、これも運動前におススメです。
このようにストレッチといっても目的や作用に違いがあるので運動前後はもちろん目的によって使い分けることが重要になってきます。
次回は各ストレッチの特徴を深く掘り下げて代表的なストレッチ部位をご紹介していきたいと思います。