資格継続研修へ行ってきました!
2018/12/02
こんにちは!
大阪市西区、堀江、四ツ橋のパーソナルトレーニング・コンディショニングジムAWAKESのトレーナー中原花音です。
私は、昨日お休みを頂いて「日本赤十字救急法救急員」という資格の継続研修へ行ってきました。
この資格は、「日本スポーツ協会公認 アスレティックトレーナー」というトレーナーの資格を取得する為に必要だったことがきっかけで取得しました。
「赤十字救急法」とは、病気やけがや災害から自分自身を守り、けが人や救急人を正しく救助し、医師または救急隊などに引き継ぐまでの一次救命処置と応急手当のことです。
一次救命処置とは、Basic Life Supportといって医師や救急隊などの免許・資格を持たない一般市民が「救命の為に行う救急処置」です。
具体的には心肺蘇生やAEDを用いた除細動、気道異物の除去などです。
応急手当とは、急病(脳卒中や心臓発作など)や傷、骨折の手当、搬送のことです。
私自身、今回の研修で改めて「日本赤十字救急法」という資格について再確認することができました。
半日通して学科から実技までみっちりと研修させて頂き、忘れていたことや間違って覚えていたことなどを再度頭に入れ直すとともに、「やらなければ忘れる」ということに改めて気づくことが出来ました。
傷病者を発見した場合の手順や、手当の方法、心肺蘇生の方法などを実際に実技で行いました。
皆さんはもし倒れている人を発見した時にどうしますか?
すぐに倒れている人の所まで走っていき声をかけませんか?
実は、その前にとても大事なことがあります。
それは、「周囲の確認」です。
これは、自分自身の命を守る為です。
救助する自分自身が負傷してしまっては、傷病者を助けることができないうえに、傷病者が増加してしまい救助が困難になってしまいます。
また、周囲の確認をせずにその場で処置してしまうと、もしかしたら何かが落ちてきたり倒れてきたりしてしまうという危険性も考えられます。
だから、倒れている人を発見した時には、まずは周囲が安全か確認をします。
安全だと判断したら傷病者の近くまで行き、処置を始めましょう。
今回の研修で私が一番忘れていたことが、「怪我の手当」でした。
日本赤十字救急法では「三角巾」を利用した怪我の手当の方法を学びます。
私は、前述でも紹介した「日本スポーツ協会 アスレティックトレーナ」という資格を習得したため、「テーピング」での手当を行うことが多く、「三角巾」を利用した手当は忘れていました。
普段からテーピングを持ち歩いていることは少なく、特にプライベートではほとんど持ち歩きません。
しかし、「三角巾」のような布であれば何かあった時に、どうにかして準備することができると思うので、普段から頭に入れておかなければいけないと実感しました。
改めて「三角巾」を利用した、止血や骨折、捻挫の手当について確認することができました。
「心肺蘇生」に関しては、今年の夏にAWAKESでも再確認したためバッチリと覚えていました。
この「心肺蘇生」は、運動指導者ならいつでも必ずできなければいけないと思います。
もし、AWAKESでお客様が心停止などを起こしてしまった場合はもちろん、プライベートでもそういう場面にあった時は、積極的に「心肺蘇生」を行えるトレーナーでありたいです。
世の中には様々な資格が数多くあります。
一度取得したら一生使えるものもあれば、期限が決まっており再度講習などを受けなければいけないものもあります。
トレーナーの資格は、期限が決まっているものが多いと感じます。
正直、更新するのは面倒だと思っていましたが、この様な機会がなければ記憶はどんどん薄れてしまうと実感しました。
また、世の中はどんどん進化しているので、一度取得した資格でも「アップデート」していく事は非常に大切だと思います。
今回の研修に行き、「日本赤十字救急法」の内容はもちろん、アップデートしていく事の大切さも学ぶことができました。
AWAKESのトレーナーは、常に進化し続けます!
参考:日本赤十字救急法救急員等資格継続研修テキスト/日本赤十字社