その怪我、防げる?
2018/11/06
こんにちは。
大阪は、心斎橋、本町、新町近く、西区は北堀江にあるパーソナルトレーニング・ファンクショナルトレーニング特化型コンディショニングジム、AWAKES (アウェイクス)の高嶋です。
大阪は先週に比べ暖かい日が戻ってきました。
AWAKESではジムの窓を開けて自然の空気を感じながらトレーニングができています。
さて、皆さんはスポーツなどで怪我をされた事はありますか?
怪我と言っても様々な種類や分け方(categorization) があります。
例えば、「急性なのか慢性なのか」、「軟部組織(筋肉や皮膚)なのか骨格(骨)なのか」など。
その中で、カテゴリーとして「不慮の事故(防げない怪我)」と「防ぐことができる怪我」とすることがあります。
「不慮の事故」で起こる怪我とは、サッカーなどで相手とぶつかりもも前を打撲したとか、自転車レースで隣の選手と交錯して転倒し擦り傷を負おうなどです。
これらは、自分では防ぐことができない(難しい)環境で起こる怪我です。(厳密には、防ぐことのできる可能性はゼロではありませんが…ここでは防ぐことのできない不慮の事故による怪我とします)
これらの共通点は、自分ではコントロール(制御)できない環境が大きく怪我と因果関係がある・影響している状態である事です。
では、防ぐことができる怪我とはどういうものがあるのでしょうか?
たとえば、もも裏(ハムストリングス)の肉離れ。
ハムストリングスの肉離れは主に走っている時に起こります。
走っている時のある特定の状況下(フェイズ、Phase)で最も肉離れが起こりやすいと言われていますが、これについてはまた別の機会にお話ししたいと思います。
では、この状況を「防げる」のか「防げない」かを環境において考えた時、
これは、他人や物体の影響を受けない状況であり、自分自身の走るという行動によって引き起る怪我で、自分でコントロール(制御)できるため「防げる怪我」に分類することができます。
この様に怪我を環境によって分類すると「防げる怪我」と「防げない怪我」に大きく分ける事ができます。
「防げない怪我」においての環境は他の影響を大きく受けるので、変えられない、もしくは変えにくい状況であることが言えます。(もちろん変える事のできる環境もたくさんあります。これについても後日、話したいと思います。)
それに対して「防げる怪我」においての環境は他の影響は少なく、むしろ自分自身による影響が大きいため、言い換えれば、自分自身が変わることで「防げる」可能性が大きいという事になります。
では、自分自身による影響とはどういうものがあるのか。
自分自身による影響を取り除くことで怪我を防ぐことができる可能性が大きくなります。
次回は、この「防げる怪我」において、どの様にすれば防げるのか、怪我の予防方法の一部をご紹介したいと思います。